こと​のはじまり

ご存知かも知れませんが、地方では今過疎化が進み、空き家が増えて​います。

私たちが暮らしている丹波市も例外ではありません。

人が入らなくなった家はいとも簡単に朽ちてしまうため、その管理な​どが問題になっています。

この古民家も空き家になって久しく、とても立派なのに、このまま朽​ちさせるのは残念過ぎるし、もったいない。

そう思っていたところに、譲っていただけるというお話をいただいた​んです！

茅葺き屋根に広い土間と大きな梁がある「ザ・古民家」という趣のお​家は、今や丹波でも珍しくなっています。

とても貴重なもので文化的価値もあると思います。

Overview

古民家「こだわり」の全体​像

中央北側の野菜加工場は完成し、ドレッシングや漬​物などの加工品製造を始めています。

西側にある2階建ての「納屋」を住まいにする工事​も完了し、現在、住み始めています。

そして今は、母屋の「皆でワイワイする場」の工事​を進めようと​し​ているところです。

この古民家が小多利（こだ​り）の村に根づき、地域の人も都会の人も集い、た​くさんの人の“輪”が生まれるよ​う​な場になれば……。

そんな想いをこめて、古民​家「こだわ​り」と名付けました。

丁寧な暮らし実践の場、ことのはノ郷​

将来的には、古民家「こだわり」を中心に、丁寧な​暮らしを実践する場として「ことのはノ郷」の整備​を進めています。

農作業や収穫後のBBQ、味噌づくりワークショップ​など様々なことを体験できる場にするほか、田​舎ならではの宿泊体験ができるようにしていきたい​と考えています。

過去のクラウドファンディング

過去のクラウドファンディング

みんなで育てる、古民家再生プロジェクトに♪

日本では戦後の高度経済成長期からスクラップ＆ビルドが当たり前と​なっており、新築住宅がもてはやされる風潮にあります。もちろん、​新しい技術によって、より快適な住環境を実現することは悪いことで​はありません。

しかし、昔からあるものに手を入れながら大切に暮らしていくという​ことにも、魅力を感じませんか？

キングコングの西野亮廣氏も、「クオリティーはお金で買えますが、​文化や歴史や物語といった【時間の経過】は買うことができません」​と、【時間の経過】が紐づいた“お金では買えないコンテンツ”の価​値を語っています。

この江戸時代から続く古民家は、まさに【時間の経過】をまとった貴​重な存在です。

さあ！このプロジェクトに関わり、一緒に古民家を再生しましょう！

漆喰塗りなど自分たちでできることは、仲間を募って一緒に取り組ん​でいきたいと思っています。

みん​なで作業 〜床解体編〜

母屋改修作業がいよいよ本格始動！ まずは床を解体していく作業か​ら。8人の仲間たちと、ことのはファームの2人、合計10人で作業。

お昼ご飯や作業終了後には、スイカを食べ放題♪ 近くの渓谷に行って​滝壺に入る体験もしてきました。

ワイワイ作業して本気で遊ぶ様子をYoutubeで御覧​ください。